春のお彼岸ですねえ
お彼岸は春と秋の年に2回あります。
春のお彼岸は、春分の日を中日として、その前後3日ずつと合わせて7日間をお彼岸と呼びます。
日曜日は春のお彼岸の入りでした。昼と夜の長さがほぼ同じになるのも、ちょうど今くらいになります。
世の中では、海外から流入したイベント(クリスマスやハロウィンなど)はやたら取り立てられますが、お彼岸など全くもって地味すぎる行事は子供にとっても興味の湧かないものだと思います。せいぜいおはぎくらいでしょうか。
だが!
それをあえて大事にしたい!
ということで、墓参りに行こうと思い、週末は実家に帰っていました。本来なら中日にお墓参りをするべきなのですが、どうやら天気が悪そうなので少し前倒しにしました。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖さまに感謝(かんしゃ)する日、その前後6日間は、人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと判断(はんだん)し、正しい行いができるようになるための6つの行い(1.分け与える、2.規律(きりつ)を守る、3.怒(いか)りをすてる、4.努力する、5.心を安定させる、6.智慧(ちえ)をあらわす)を1日に1つずつ行う大切な期間です。
お彼岸(ひがん) ってなぁに?・なぜなに特集 こんごういんキッズ
漠然とご先祖様を偲ぶだけかと思っていましたが、6つの行いを1日ずつ行うというのは知らなかったので、調べてよかった。
自分を含め、日本人は本来の意味をあまり深く考えずに、みんながやってるからやるという動機が強いように思います。
最近では何かとビジネスが絡んできて、なんでもかんでもイベントを盛り上げてお金を回そうと企業も躍起なので、イースターなんてキリスト教のお祭りも日本にじわじわと浸透中です。
ディズニーランドなどのイースターイベントに来ている人たちの何割の方がその意味合いをご存知でしょうか。自分もよく知らないので偉そうなことは言えませんが、イースターのお祝いをすることは違和感ばかりです。(まあ、楽しく騒げれば何でもいいのかも知れませんし、その方か幸せかも!)
突き詰めていけば、仏教徒とも断言できないので、お彼岸どうこうも言えないんじゃないの?ってなっちゃいますが、先祖代々行われて来た行事なので、生活にも馴染んでおり、自然と行えるものです。
またぼんやり思ったことをダラダラと書いてしまいました。
今日のまとめとしては「意味を説明できる親になりたい」ということでした。子供には意味を考えて行動できる子になって欲しいです。