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せつなライフ

子育て 小学校のあれこれ

小学生のPTAを変えたいと思って役員をやった時の話

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どうも。小学校娘を持つ母です。

PTAって、入学と同時に半ば強制的に加入することになる謎の組織だよなーと思っている方も多いのではないでしょうか?

「PTAに入りたくない」「役員やりたくない」とか、ネットでもよく見かけますけど、実態が分からなさ過ぎて、いいか悪いかすら判断できないというのが本音でした。

今は4年生になりましたが、1年生の入学当初は訳のわからないまま

「何か係をやらないといけない」

という見えない呪縛にとらわれて、適当に委員の希望を出すも、意外と立候補する人が多くて”じゃんけん”に負けて委員になれない、という結果に終わりました。(詳細は過去記事参照ください)

PTAは強制参加?会費は?

これは学校によって異なるので、一概には言えませんが、娘が通っている学校は暗黙の了解で加入することになり

保護者から「絶対に加入しなければいけないんですか?」と問われれば

PTA的には「現在、全家庭が加入しております」と回答する。

「みんな入ってるから、入ってよね」的な同調圧力によって加入が促されています。

ちなみに、会費は年間で約4,500円程度でした。(郵便局から振り込む)

会費は行事やイベントに使われることが主です。

そもそもPTA自体が存在しない学校もあるようなので、これから入学されるという方は調べてみる必要がありますね。

役員や委員をやらないといけないの?

これも学校によってマチマチなのですが、娘が通っている学校はポイント制です。

6年間通う中で、一定のポイントを取得することを目指して、PTA活動への参加を促しています。

ポイント制にすることで、活動への参加度が見える化するのでわかりやすいと言えばそうですが、ポイントを思うように取得できない人で、さらに真面目な人は、肩身の狭い思いをするかもしれません。

実際、働いている方は多いし、未就学のお子さんがいる方も多いので、PTAなんかやってられるか!という気持ち、わかりまくりです。

取得したポイントが基準を満たさないとしても、特にペナルティがあるわけではありません

ただ、高学年になってポイントが低い人に面倒な役回りが優先的に回ってくる確率があがるので、みなさん低学年のうちにポイントを稼いで、あとでラクをしたいと思う人が多いようです。

そんなわけで、冒頭でお話ししたような希望者が多くてじゃんけん大会になる現象が起こったのです。

PTAって何してるの?

よくベルマークを集めてるとか聞きますよね。

さすがにそれはなかったですが、娘が通っている学校では、地域のイベントやお祭りをサポートするような活動を主にしていました。PTAが主体になってイベントをする学校もあるみたいですが、それはPTA次第という感じでしょうか。

地域のイベントがあれば、PTAとしてブースをだしたり、参加賞を配ったり、なんらかの子供を喜ばせるようなことを目指して活動しています。

よくわからないから役員をやってみた(書記)

ポイント制ということもあり、役員になったらたくさんポイントもらえるし、色んなことがわかるんじゃないかと思って、気軽な気持ちで役員に立候補してみました。

通算で2年、役員をやりました。

1年目は書記。

書記って絶妙なポジションだと自分では思ってます。目立たず、こっそり所属できるイメージがありますよね(笑)

1年目はとにかく何をやっているのか訳がわからない状態でした。PTAのすべてを知り尽くしているような先輩がいらっしゃったので、その方の言われるがままに業務をこなします。

「これはなんのためにやるんだろう?これって意味あるの?」

「ゴチャゴチャ考えずに、例年通りにやればいいんです」

いや、実際の会話ではないですが、こんな感じですね。

役員会も、いつもこうだから、こうだよね、的な流れなので、ディスカッションはありませんでした。

こうしたらいいんじゃないかな?と漠然と考えていたことは、実際に中枢に入ってみると実現が難しそうと落胆もありました。でも、これも外野にいては気づけないことなんですよね。

1年経つ頃になって、ようやく一連の流れのようなものが掴めるようになって、なんかここで辞めるのってもったいないかも?という気持ちから、もう一年、役員をやってみる決意をしました。

問題点が見えたので、もう一年役員をやる(副会長)

1年目とは状況がかなり変わりました。

PTAのすべてを知り尽くしている先輩が退かれ、ほぼ初心者ばかりの役員集団になったのです。

こんなビギナーばかりで大丈夫かいな?とも思いましたが、逆にこれはチャンスです。

脈々と受け継がれてきた流れを覆して、

私が1年間役員をやってみて、やってみたいと思うことができるかもしれません!

・紙が多すぎるのでサイトを作って代替する

・アンケートを紙で回収しているのでGoogleフォームを使いたい

・いちいち集まらずにzoomを活用

とにかくあらゆるものがアナログで、すべてが紙で蓄積されていました。

PTAからお便りが来る→スマホで撮影→捨てる

この流れがすごく無駄だと思っていたので、これだけはやりたいと思いました。

ちょうど、同じ副会長をやってくれた人がネットに明るい人で、同じような志を抱いているお母さんだったので、その方の存在は大きかったですね。

PTAの問題が解決しない理由

運営する側になって痛感するのは、PTAは会社のようには動かせないということです。

会社のような組織なら、参加者はとりあえずその会社を選んで来ているし、お給料をもらってるし、一定の基準を満たしている人が、均一の環境を与えられて、業務が回っていきます。

でも、PTAという組織は、当然ながら全然違います。

・好きで加入しているわけじゃない(優先度がかなり低い)

・参加してもメリットがない(報酬がもらえるわけじゃない)

・環境が均一ではない(いろんなご家庭がある)

・人がどんどん入れ替わる割に業務内容が口伝で受け継がれる

これなんです。

だから、「ホームページに書類をアップしたので見て○日までに返信してね」とか、すべての家庭に情報を行き渡らせて、リアクションをもらうことは不可能なんです。

ギガスクール構想?とやらで、各家庭にタブレット端末が配布され、おそらくネット環境がすべてのご家庭にあるとはおもいますが、保護者が使うパソコンがない、スマホもなくガラケーだという人もいるでしょう。

そもそも、日本語がわからないというご家庭もあります。

お知らせを送っても、読めない。日本語が話せないので、係の仕事もできない。

そのような不自由を抱えているご家庭もあるんです。

これらの様々な事情を踏まえると、いきなりメアドを回収して、ことあるごとにメールがきて「ここをみてね」みたいな方法が乱暴で、まかり通らないのは明白です。

5年構想で少しずつペーパーレスに移行

前述のような理由があるからといって、じゃあ今まで通りでいいのでしょうか?

0か1かではなく、0.3くらいまでに持っていきたい。

時代は確実に動いているので、PTAも少しずつ変わっていくのが自然の流れかと思います。

そのためにやったこと。

PTAのホームページ作成

学校自体のホームページはあるけど、PTA単体として情報を発信していく場所がなかったので、まずこちらに取り組みました。

無料がいい、○○小学校が使っているからという理由で、jimdoを利用しました。

jimdoは直観的に使えるので、最初にある程度詳しい人がたたき台を作れば、誰でも更新作業をしていけそうな気がする。

ググっても出てこないんだけど…という苦情が。SEOが課題です。

グループウェアの導入

PTAの問題点で前述した「人がどんどん入れ替わる割に業務内容が口伝で受け継がれる」こと。

一応紙でも引き継ぎ書なるものが残されているけれど、それも、その都度担当者が作っており、引継ぎの際に口承文学のように受け継がれていく。

ノウハウが全然貯まっていかないのだ。

○○さんが知ってる、○○さんが詳しい…とか、うへぇとなる。

せっかくの経験、ノウハウを共通のストレージに残して、いつでもどこからでも取り出せるようにしたい。

実は、学校のPTAで使わせていただいてる部屋にPCが一台あるのだが、それは完全にスタンドアローンになっている。どうも情報漏えいがどうのこうの…ということらしい。

じゃあ、個人情報とかあまり関係ない資料はクラウドに置きたいよね、ということでサイボウズが提供する「チーム応援ライセンス」なるものを導入しました。

https://npo.cybozu.co.jp/

とりあえず、非営利団体ならグループウェアが安く使えるということで、私がゴリ押して導入。

1団体あたり年額 9,900円/サービス(税抜)

これは失敗しても怒られない金額だなというのが決め手になりました。

ただ、いまいち使いにくいようで、Dropboxのような直観的なツールの方がいいかもしれません。

とりあえず、もう少し使ってみて、変えてもいいし、続行でもいい。

Googleフォームの導入

役員1年目に書記をやったときに、名簿を作る作業がありました。

名前と連絡先を紙に書いて回収していたので、手書きを判読してテキスト起こしをするという不毛な作業に辟易したので、これだけはどうしてもやりたい!と強く思いました。(人の名前って難しいんですよね!)

フォームを作ったことがある役員さんがほとんどいなかったので、自分でとりあえずサクッと作成して回覧してもらって、エイヤーで導入しました。

フォームへアクセスできるQRコードを貼ったお便りを印刷して配布。

②お便りには、フォームで回答できない人用の記入欄も作り、アナログ派にも対応

6~7割の人がフォーム経由で回答してくれる

④ネットでも、アナログでも回答してくれない人には、催促する

Googleのツールを使う上で問題になるのが、アカウントはどうする?ということでした。

とりあえず、会長が他校の会長とやりとりするために使っていたGアカウントが既存で存在していたので、そちらを利用してフォームを作りました。

複数名でひとつのアカウントにアクセスするのはどうなのか?という課題が残っています。

Zoomの導入

コロナで緊急事態宣言が発令されたときは、役員会はzoomで行いました。幸いスマホは役員全員もっていたので、問題ありませんでした。

zoomでもできそうだね、という前例ができたので、もっと他のイベントの打ち合わせにも活用できたらと思いました。

でも、一定数の方は学校に集まってリアルに顔をあわせたいという願望があることもわかりました。

専業主婦の方は、みんなで集まってワイワイと作業をしたいと感じているのかもしれません。

この感情も非常によくわかります。

ある程度顔見知りになってからのzoomは問題なさそうですが、全然知らない者同士がいきなりzoomで打ち合わせというのは、人によっては敬遠されるようですね。

まとめ~PTA役員やってみてよかった~

大変なこともありましたが、2年役員をやることでアナログからデジタルへの移行が、少し進んだかなと思います。(いまは退任しました)

アナログがいいという人もいます。

紙なんていらないという人もいます。

学校のPTAという性質上、いきなりアナログ派の人を切り捨てるわけにはいきません。

数年は紙とネットと両方を共存させ、「もう紙で配布しなくてよくない?」となってきたらペーパーレスの完成でしょうか。

他にも、そもそもPTAいらない派の方もいるので、問題は山積みですが…。

私個人としては、PTAがなくなってしまうとイベントや行事も立ち行かなくなってしまうので、子供たちの交流の場を残したい気持ちでPTAを肯定していきたいです。

やれる人がやればいい。

懐疑的な人こそ、役員になってみると、意外な発見があるかもしれません。

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