小3の2月から五月雨登校になり、4年生にあがってから本格的に学校に行けない日々が続いている娘。
4月に担任の先生を通してスクールカウンセラーとの面談を希望した。(母とカウンセラーのみ)
スクールカウンセラーが来る日は週一回だったが、比較的すぐに会う日が決まった。
時間的に約90分程度。
柔らかい雰囲気の同年代くらいの女性でした。
軽く挨拶を交わして、本題の質問タイムとなる。
学校に行きたくない原因は何だと思う?
子供って意外と親に気を遣っているし、
本当の原因なんて本人ですらわからない可能性もある。
だから原因はなんだろうと聞かれても、こっちだってわからない。
本人曰はく、いじめやトラブルではなく「学校は寒い」「臭い」「うるさい」「お腹痛くなる」だと。
家では何してる?
家では基本的に寝ている。
朝、7時半くらいに一旦起きて、朝食をとって「お腹痛い…」となって、布団へ入り昼頃まで眠る。
最近ではそんなサイクル。
学校を休むことが決まっていても、お腹は痛くなるのが悩ましい。
基本的に勉強はしない。
夕方になると元気になってきて、ゲームをしたりYoutubeをみて楽しそうにしている。
夜寝るのは11時くらい。
小さいときはどんな子供だった?
いまは完全なるインドア派だけど、保育園に行ってるときは週末に公園に通ったり、外遊びや外出を結構していた。
大きくなるにつれて、外出を嫌がるようになってきた。
性格はサバサバしてるけど、結構傷つきやすい。
父親はどんな対応をしている?
五月雨登校初期のころは「不登校は甘え」だと厳しい態度。
「俺が学校行きたくないなんていったら、おやじに蹴っ飛ばされたぞ!」とご立腹。
これは…時代かな。
私が説得して今は好きにしたらいいと、あきらめ気味。
今後、お母さんとしてはどうしたいと思っている?
これが一番問題。
学校に行ってくれたら母としては気持ちがラクなのだ。
社会的にはみ出さないように、きちんとレールに乗せれば安心だ。
勉強は先生にお任せできるし、給食もバランスが取れているので食べてほしい。
周りからの圧力も感じなくて済む。(親戚など)
でも、これは本当に娘のためなのだろうか?
「あなたのためだから…」
「将来のためだから…」
これは本当に娘のためなんだろうか?
学校に行ってさえいれば、将来安心なんだろうか?
これからいい学校にいって欲しいのは、親の見栄ではないだろうか?
たくさん稼げる人になってほしいのは、親がラクしたいからではないだろうか?
不確実な未来のために、今の娘の気持ちをつぶしてもいいんだろうか?
本当に本質を突き詰めると、学校にいかなくてもいいんじゃないか。
私はそんな結論にたどり着いてしまうのだ。
それをカウンセラーに伝えると、
「お母さんがそう思っていると、このままずっと不登校ですよ」
こんな言葉に少しガッカリした。
スクールカウンセラーも、基本的には不登校を否定している。
学校にこないと、社会性やコミュニケーション能力も養われないとしきりに言われた。
まあ、そうかもしれない…。
やっぱり駄目なのかな?
いやな場所から逃げ続けるのは。
次回のカウンセリングはひと月後です。