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せつなライフ

不登校

不登校の親が不安になった時に思い出してほしい4つのこと

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小3の終わりから五月雨登校を経て、小4になった2022年5月現在、絶賛不登校中の娘をもつ母です。

親が少し落ち着いて不登校を受け入れ始めたとしても、周りからの雑音で心が揺らいでしまうときがありますよね。

私は毎日のように揺らぎまくりです。(弱き心)

そんな時にこれを考えると、気持ちがラクになることがあるので、自戒の念をこめて(怨念ぽい)書きたいと思います。

生まれた時のことを思い出す

はい、思い出しましょう。

あの子が生まれた時のこと。

ああ、生まれた!

看護師さんが「元気な赤ちゃんですよ~」と声をかけて顔の近くに赤ちゃんを連れてきてくれた。

意識がモウロウとする中で、しっかり我が子を確認する。

ああ、元気に生まれて良かった。

心の底から安堵しました。

それからしばらくしても、夜中ふと目を覚ましては赤ちゃんの呼吸を確認して「よし、ちゃんと生きてる」とホッとする日々。

なのにですよ。

10年も経って、言葉も話せて、自分で身の回りのことができて、元気である。

そのことだけでも万々歳だと言えるはずなのに

学校に行かない

それだけでなぜに絶望的な気持ちにならなきゃいかんのでしょう?

「元気でいてくれればいい」

生まれた時は、本当にそれだけで良かったはずです。

なのに、親というのは贅沢なのか。

きちんと学校に行ってくれなきゃ困るなんて。

元気で心穏やかであってほしい。

学校に行くことで心穏やかでなくなってしまうのなら、家にいてもいいじゃないか。

死を想う

「メメント・モリ」という言葉をご存じですか?

メメント・モリ: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」という意味の警句。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まだ若いと死は必ず訪れるけど、まだ遠い存在ではないでしょうか?

でも、私は最近「明日死んでもいいように生きる」ことを意識して暮らしています。

具体的にはモノを断捨離したり、「私が死んだら読んでノート」を書いたりといったことです。

そのような行動をしていると、過去でも未来でもなく、今に集中します。

明日死ぬとしたら、私はどうしたいだろう?

最後の一日を、家族でゆっくり過ごしたいと思う。

そうするとですよ…今日娘が学校に行っていなくても、一緒にご飯を食べたり、ゲームしたり、楽しく過ごすことができて、すごく幸せだと思うんです。

ちょっと目線が刹那すぎるかもしれませんが、結局人生は刹那の積み重ねなので、数年後や数十年後の未来のために今を苦痛に思いながら生きるって、ナンセンスです。

楽しい時間を積み重ねれば、何かが変わるかもしれません。

諸行無常という言葉もありますね。

物事は、常に変化し続ける。

不登校の状態がこのままずっと続くとは限りません。

ふと、「学校そろそろ行こうかな」と言い出すかもしれません。

(まあ、ならないかもしれませんんが…)

あと、自分の死を想うのとは別に、悲しくも自ら命を絶つ子供たちも増えています。

学校に無理やり行った挙句、そんな事態になったら本当にやりきれません。

そんなふうに子の死についても思いを馳せると、不登校など別にどうでもよくなってきませんか?

宇宙レベルで考える

ちょっとスピリチュアルくさくなってきましたか??

まだ帰らないでください。

そういうのじゃないんです。

私は宇宙はどんな風に生まれたのか?宇宙の果てはどこなのか?などの動画をたまにyoutueで見るんですが…

それを見ると、不思議なことに

自分の身の回りのことがちっぽけすぎて悩んでいるのがバカバカしくなります。

まあ、これは極端すぎる考え方ですが…

世界に目を向けると、いまでも各地で紛争は起きていて、小さい子供が飢餓で亡くなったりもしています。

それに比べて日本の治安の良さは素晴らしいですよね。

毎日平和に暮らしていける。それだけでも幸せだと思わないとバチが当たっちゃいます。

課題の分離

さて、少しぶっ飛んだ話になってきたので、最後にリアリティのある話で締めます。

「課題の分離」は「嫌われる勇気」という書籍で話題になった、アドラーの提唱する考え方です。

自分の課題と、他人の課題を分離しよう。

この話では、不登校は子供の課題なので、親が干渉するのはよくないということです。

課題の分離ができていないまま大人になっていくと、「他者に認めてもらいたい!」という承認欲求に支配された人生になってしまう。

「お母さんが学校に行けっていったから行ったのに…」

「お母さんが勉強しろって言ったからしたのに…」

「○○が○○しろって言ったから頑張ったのに…」

ずっと誰かのために生きていくことになってしまいます。

学校に行かなくても、いろんなことを考えていると思います。

悩んで、試行錯誤して、考える。

もし、相談されたら、答えたり、助けたりすればいいと思います。

そうは言っても、やっぱり心配だよね

さて、いままで散々気にすんなよ的な発言をしてきましたが

やはり、心配になっちゃうときがありますよね。

これはまさに親の課題です。

子供を信じる。

なるべく笑顔で居心地のいい家にする。

親ができることはこのくらいでしょうか。

のんびりやっていきましょう!

ではまた~。

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