赤ちゃんの頃から続く「ママがいい!」
5歳になる娘は「ママがいい」発言をよくするので、パパの育児モチベーションの低下を招いていないか心配になります。
保育園のママさんたちに聞いてみても、やっぱり似たような感じだというので、どこの家庭でも同じようなものなのかもしれません。
そして特別な場合を除いては、パパが嫌な訳ではないということが言えると思います。
パパがイヤなんじゃない!
子供にとっては、パパもママも好きだし、順位とかつけられない特別な存在。母性も父性もどっちも必要なんです。
「子どもへのまなざし」で有名な児童精神科医の佐々木正美先生の著作の中で、はじめに必要なのが母性(絶対的保護者)であり、父性(世の中のルールを示す存在)はその後と記しています。
うーむ、子どもが小さいうちはママばっかりになっちゃってもやむなしなんでしょうか。
子供二人でも親が二人いるから何とかなると思っていたけど、上の子はパパ嫌だし、夫は赤子の世話&上の子の保育園関係嫌がるし、結局私一人で全部面倒みることが多くて駄目だ。
— むとむと (@m_t0mt0m) 2018年2月16日
ママいいからママといる時間が増えて、さらにママがよくなって、パパ嫌ー!という負のスパイラル完成ですよ。
結局は一緒にいる時間の差ではないか
佐々木先生は著作の中で、母親の中にも父性はあるし、父親の中にも母性はあるので、決して母子家庭や父子家庭が機能不全の家庭ではないと述べていらっしゃいました。
そうですよね、ビシバシ厳しいママもいれば、子どもにデレデレのパパもいます。だから、子どもが小さい時は、パパの中の母性を多めに出してもらって、子どもに接してもらえばいいと思うんです。
それでも「ママがいい」と言ってくる
多分、言ってきます。それはもう仕方ない。子どもと接してきた時間がママの方が多いなら、そうなっちゃいます。
仕事に例えるのもいかがなものかもしれませんが、長年お付き合いしてきたクライアント(子供)がいて、自分(ママ)は他の案件で立て込んできてしまったので、同僚(パパ)にもサポートしてもらいたいという状況を思い浮かべました。
ママさんからすると「登園の時いつも通る道」とか「保育園のお友達」などの細かな情報をパパさんと共有して、自分の手が回らない時にパパさんに担当して欲しいのです。
でもクライアントからすれば、たくさんやり取りしてきて、ママさんとはツーカーの中。好みも落とし所もよく知ってます。気を遣わずに楽に案件が回せるので、ママさんに担当してもらいたい。
拒否されたパパさんは、自分に非があるのではないかと嫌な気持ちになる。そしてこの案件にあまり関わりたくなくなる…。
パパが悪んじゃないんです。単に共有してきた時間の差だけなんです。
積極的に作ろう!パパとの仲良しタイム
ここは単純に一緒の時間を増やすしかない!ということで「ママはやることたくさんあって〜」とパパと娘をセットでお風呂に誘います。
「ママと入る!」と言われる時もありますが、その日の気分にも寄るので、いけそうな日は決行。
娘とパパが楽しそうにお風呂に入っている声が聞こえると、私の心はとても穏やかになるんです!
時間をかけて少しずつやっていきたいと思います。