保育園でアタマジラミ警報発令!
保育園でお迎えの際「ちょっと事務所に寄ってください」と先生に告げられ、何事だろうとビクビクしながら事務所のドアを叩くと、アタマジラミに関するプリントを渡された。
どうやら保育園でアタマジラミが流行っているらしく、急遽全児童頭髪検査が決行され、見事(!?)我が子の髪の毛にも卵ちゃんが発見されました。この記事を書いている今から、約3週間くらい前のことです。
初めてのことだったので、かなりショッキングでした。
うちの子の頭にアタマジラミが?! シラミ、しらみ…み、み、、
私のシャンプーが適当過ぎた?家のシーツ取り替え頻度低すぎ?思い当たることが多過ぎて、なんも言えねぇって感じでした。
アタマジラミってどんなの?こんなの!
先生:「ちょっと見てみますか?」
はは:「ファ!?」
そんな気軽に見ますかって?正直、どういうものかよくわかってないので是非見せてもらおう。先生は慣れた手つきで娘の髪をかきわける。
先生:「娘ちゃんはねー、ちょっとだけだったからねー、う〜ん、見つからないなー、あ!これだ!」
卵がついている毛を1本だけ切って、わかりやすいように黒い髪にテープで貼り付けてくれた。
ぐはぁ!
これかぁ。成虫がいれば血を吸われて痒くなるので気づくけれど、卵だけの段階ではなかなか自覚症状がない。しかも髪の表面ではなく、襟足や耳の後ろなど注意して見ないと親も気づかない。
アタマジラミの卵を除去しよう!
- 髪を丁寧にかきわける
- 0.5mm〜1mm程度のキラリと光る白っぽいのが卵
- 卵がくっついてる髪の毛だけ切る
1mm程度の白いものと言うとホコリやフケと間違えやすいかと懸念しましたが、慣れるとすぐに見分けがつくようになります。何となくキラッとしてるし、形の特徴として髪の毛の片側にサナギのようについています。(まぁ、まさにサナギだもんね…。)
数が多い場合はさすがに異変に気づくと思いますし、その場合は髪をバッサリ切ることをオススメします。男の子なら尚更、丸坊主推奨。
髪を切る以外にどうすればいいの?
アタマジラミの薬というと何となく粉のイメージ。
昭和毎日:女子児童にDDT散布開始 - 毎日jp(毎日新聞)
もちろん粉もあるのですが、家でできるケアとして保育園ではスミスリンシャンプーを勧めてきたので、慌てて帰りに薬局で購入しました。
こんなのだー!結構お高い。専用のクシが付属して2000円〜3000円くらい。(今調べたらAmazonで1900円でした!)病院に行ったとしても「薬局で薬買ってください」となるそうなので、悪しからず…。
早速使ってみる。
とってもサラッとした透明の液体。あまり泡立ちません。「目にしみる〜!」と娘が結構嫌がってました。そりゃあそうだよね、要は殺虫剤だからね…。極力目や口に入らないように注意が必要です。
また、コレ1本で3回〜4回分しかないのでコスパ悪過ぎです。毎日ではなく、3日感覚で3〜4回繰り返すとあるので、駆除の1サイクル分と考えれば妥当なのかもしれません。
でもこのシャンプー、卵は駆除できない!
悲しいかな、このシャンプーは成虫用なので卵までは除去できない。卵を取るには付属のクシを使えって書いてある。試しに先ほど保育園で捕獲した卵のついた髪をクシに通してみると…
クシの目が粗くて素通り!
これは結構な衝撃でした…。ダメだ、コイツに任せてはおけぬ。
結局は親が地道に駆除するのが一番
シャンプーでは卵は駆除できないし、専用クシもあてにならないとわかった。こうなったら地道に子供の髪を探索してハンティングするしかない。この日から、サルの親子のように母が娘の髪をかき分ける日が続きました。はじめの3日くらいは3個〜5個ほど卵を発見。それ以降はほとんど見つからなくなりましたが、油断せずにことあるごとにシラミチェックをしていました。
シーツやタオルも忘れずに消毒
頭に接触するものは全て感染源となるので、枕カバーやシーツ、タオルなどは熱湯消毒。(水での洗濯では死なない!)だいたい55〜60度以上のお湯に5分以上浸さないと撲滅できない。私はだんだん熱湯消毒が面倒になったので洗濯機の乾燥機能を使っていました。
保育園での対応
保育園では、アタマジラミが発見された子のみ毎日のシーツ交換と布団干しが義務付けられました。そして毎日事務所にて頭チェック。個人的に呼ばれる場合と、全員まとめてチェックの場合がありました。子供のプライバシーは結構大事にしてくれて、誰がシラミちゃんというのはわからないようにしてくれていました。
シラミちゃんと言えば、この絵本を思い出します。
学校でシラミちゃんとからかわれて傷心しているリサこの表情、何とも言えません。
娘も「パパには言わないで…」と気まずそうにしていました。子供心に、何となくマズイものが頭についてしまったと思うんですね。
事態は収束したようです
シラミ警報発令から約2週間程度で毎日のシーツ交換から解放されました。娘の髪をかきわけても卵は見つかりません。
そして我が家の結論…
地道に卵がついた髪を切って除去する
スミスリンシャンプーは買わなくてもよかった
です!
スミスリンシャンプーはやはり成分が怖い割に、卵には効かないので痒みを訴えてない場合(=成虫があまりいない)は普通のシャンプーで親が洗ってあげる、そしてドライヤーでしっかり乾かしてあげる。でいいと思います。(※事態が深刻な場合は使ってくださいね!)
アタマジラミはいつもどこかに潜んでいる
はじめに保育園で告げられた時はかなり動揺しましたが、アタマジラミは最近では結構ポピュラーなようです。集団生活の中ではどうしても蔓延しやすいので、落ち着いて適切に対処することが大事。
今回収束したからと言って気を抜かず、ちょいちょい娘の頭をチェックして行こうと思います。髪の毛を触りながら子供との密なコミュニケーションを図りましょう!