子供は大好きテレビゲーム
今や「テレビゲーム」という呼び方は古いかもしれませんが、子供とゲームの付き合い方って、みんなどうしてます?
あんまり良いとは思っていないけど、ちょっと静かにしていて欲しい時など、スマホを渡して「良い子にしててね!」とついついゲームに頼ってしまうことがあるかもしれません。
ええ、私はそうなんです。わかっちゃいるけど止められない。
でもそもそも、なぜみんなゲームはあんまりよくないという印象を持っているのでしょうか?本当に悪しきものなんでしょうか?ちょっと考えてみたいのでまとめてみました。
テレビゲームのデメリット
目が悪くなる
私自身が小学校高学年から中学校の時期にかけて、ゲームボーイを結構な頻度で遊んでいました。(ゲームボーイ=任天堂が生み出したモノクロの携帯ゲーム機)ゲームボーイは画面が小さいので、それを長時間プレイすることで、視力が落ちていった。ちょうどその頃にメガネをかけ始めたので、今思うとゲームボーイのせいにせざるを得ません。
これは私の私見ですが、大きな画面で離れてゲームをやるのと、小さな画面の携帯ゲーム機でゲームをやるのとは、近視になるリスクがかなり違うと思います。近くを凝視するのはダメ絶対!大事なところです、近くばかりを集中して長時間見ない!OKですか?
頭が悪くなる
このように書くと語弊があるかもしれませんが、「ゲームに熱中する=勉強する時間が減る=頭が悪くなる」とお考えの人は多いのではないでしょうか。子供は自制心が弱いので、ついつい目の前の楽しいゲームに熱中して、本来やるべき勉学を疎かにしてしまいがちです。
とはいえ、直接的因果関係はわかりません。ゲーム好きでも高学歴の人はゴマンといますから、結局は本人次第でしょうか…。
健やかな成長を阻害する
夜遅くまで起きてるんですと相談すると、保育園でこう指摘されます。「寝る1時間前はテレビを消しましょう」と。目から入る刺激で脳が興奮状態になって、健やかな眠りにつけないから良くないと言われています。ただテレビを閲覧しているだけでダメなんですから、ゲームなんかしたら、なおさらですよね。
また、ゲームが優先になってしまうと、自然と外遊びの時間が減ってしまう可能性があります。育ち盛りに運動不足は、どう考えてもいいとは思えません。
テレビゲームのメリット
これだけデメリットを挙げておきながら、私はNintendo Switchを買ってしまい、娘にやらせてしまっています。娘がYoutubeでゲーム動画ばかりみていて(Youtubeはその後禁止令がしかれる)相当欲しがっていたんです。そして、あろうことか、母もちょっとやってみたいと思う始末。意思が弱いとしか言いようがありません…。
そんな訳で、半ば自分を肯定するためにゲームのメリットを考えてみます。
家族みんなで楽しい
我が家はみんなゲームが好きと言えます。さすがに母ひとりでやろうとは思いませんが、一緒にやろう!と言われれば付き合います。なんだかんだで楽しい時間になります。(イラッとする時も多々)
PCゲームが専門の父も「ぷよぷよ」で勝負を申し込まれます。父は「落ちもの」ゲームが苦手なので、5歳児にボコボコにされました。パパがゲームを一緒にしてくれるのが嬉しいのか、心なしか、パパっ子になってきたような気さえします!
やればできる!という根性論を背中で教えることができる!
ゲームをしていると、どうしてもクリアできない局面にぶつかることも多いです。「ママ、やってー」などとボス登場の際にお願いされたりします。「何回も闘えば絶対にできる!」とその都度言って励まします。その結果、娘は私以上に巧みにマリオを操るようになりました。ウィッヒーーー!
やってみたい!という欲求を止めないことで伸びる!
「マリオ」をやらせても、まだ早いかなと思った「ぷよぷよ」をやらせても、思った以上に上手いのです。もちろん、はじめは全然できないのですが、できるようになるまでのスピードがすごく早いんです。
そして、あくまでゲームの中ではありますが「ここをこうしたらXXだよね」などの推理やアイディアがドンドン飛び出してくるんです。そんなこと母でも思いつかなかった!ということもしばしば。頭の柔らかさ、物事の吸収力の早さに脱帽の日々です。
結局テレビゲームはいいの?悪いの?
だからー、結局のところどっちがいいのよ?
そこだと思います。
結論からいうと…家族の考え方次第!
ええええエーーー!
ゲームが好きじゃないご両親は、やらせようと思わないでしょう。そこ子もきっと、そんなにゲーム好きにならない可能性が高い。好きから嫌いか、それでいいのではないでしょうか。好きなことは伸びるんです。そして、ゲームだって何かの役に立つんです!キリっ!
あまり役に立つかわかりませんが、我が家の指針はコレ。
- 親もなるべく見守る
- 希望があれば一緒に楽しむ
- ある程度ゲームの選別を手伝う
- 時間できっちり区切りすぎない
- 大きな画面で離れてプレイする
- スマホゲームはおすすめしない
- 目を休憩する
- 休憩の際には遠くを見る
- 本人の裁量も尊重する
きっちり1時間とか、特に決めてません。ご飯の時間になったら、ちゃんとご飯を食べる。寝る時間になったら寝る。それだけです。「 時間だよー、ぶちっ!」ではアハ体験を奪う可能性があります。キリの良いところまでやらせてあげてます。
参考までにいろんなサイト
●絶対良くない派の方のページ
このページを読むと「私は間違ってるかも…」と超弱気になります。いろんな考えの人がいますからね。
●ゲームしてたけどちゃんとした大人になった人のページ
こーゆーの励まされます。まあ、自分も一応正社員になったし(やめちゃったけど!)ゲームしてても生きていけます!
●技術革新で目の心配はなくなるかも?レーシックのその先に
●ニンテンドーすげー!見守り機能で超ペアレンタルコントロール
ニンテンドー様さまです。親のスマホから時間を設定したり、どのくらいゲームしたかのお知らせが来たりします。
過去にこんな記事もありました。
ではでは!またー。